ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

ショップの悪い流れを変える方法

日々の販売お疲れ様です。

 

 

アパレルにとっては厳しいと言われている

2月を乗り切り

 

春物アイテムが本格的に動き出す3月も

後半戦です。

 

 

しかし、感染症流行の影響で

営業時間を短縮するSC・百貨店が

日に日に増えるイレギュラーな3月です。

 

明るい4月を信じて、

今、営業時間内に来てくださるお客様にとって

より居心地の良い丁寧な接客を

心掛けたいですね。

 

 

今回は、集客や売り上げの厳しい時間帯に

お店の悪い流れを変えるテクニック

ご紹介いたします。

 

主にSCで効果を発揮するテクニックですが、

路面のセレショや百貨店でも使っていただける

テクニックもございます。

最後まで目を通していただけると嬉しいです。

 

 

 

商品の陳列

 

暇な時間帯が続くと、

お手すきの時間が長いので

お畳をビシっと綺麗にしがちです。

 

しかし、それでは

お店の流れを変えることはできません。

 

 

あえて店頭を乱しておく 

 

入店のきっかけを意図的に作り出します。

 

プライスタグをあえて出す

 

いくつかの商品のプライスタグを

あえて首元から出しておきます。

 

このお店の相場はどれくらいか

見ていただいたり

お得なアイテムがあることを知っていただいて、

入店へのハードルを下げます。

 

 

お畳をあえて崩す

 

全てのお畳が整えられた状態では、

お客様は商品を手に取りにくいです。

 

あえてお畳を崩して置いておき、

気兼ねなく手に取っていただけるように

促します。

 

触り心地がいいアイテム

広げるとよりデザインの良さが伝わるアイテムは、

どんどん手に取って

お客様に見ていただきましょう。

 

 

見せ方を変える

 

お客様から見向きもされない

人気のない商品には見切りをつけるか、

もしくは見せ方を変えましょう。

 

ハンギングから掛け、掛けからハンギング

 

ハンギングではなかなか動かなかった商品も

掛けにすると動くようになる、

またその逆もあります。

 

物理的に置く場所を変えたり

置き方を変えることで、

劇的にお客様の反応が良くなることが

あるのです。

 

やってみない手はないですよね。

 

 

スタッフの配置

 

スタッフの配置、つまり一人一人の動き方は

お店の雰囲気を作る大切な要素です。

 

 声出し

 

SCでは特に盛んに行われる声出しの効果を

今一度考えてみていただきたいです。

 

私は百貨店ブランドからSCのブランドへ

異動したキャリアがあり、

最初は聞きなれない声出しに戸惑いました。

 

しかし、お店で待つ姿勢の

百貨店での待機とはおおきく違い、

こちらから不特定多数のお客様へ直接

情報でアプローチできるスタイル

新鮮さを感じました。

 

お客様へ有益な情報を伝える

 

お買い得なアイテムがあることや

今週はどんなアイテムが入ってきたのか、

どの情報がどんなお客様にささるか

声出しをしてみないととわかりません。

 

お客様の服装や表情で見極めて

お客様個々にとって有益な情報

声出しによって伝えます。

 

ショップにお客様が入ってこないのは、

お客様にとって必要な情報が

伝わっていないからかもしれません。

 

空気を動かす

 

声出しの一番の効果はこれだと

私は感じています。

 

ハリのある元気な声でお客様への情報を伝えると

ショップの中の止まっていた空気が動き出します。

 

 

声出しの上手なスタッフが出勤し

声出しを始めたり、

店内でお子様が騒いでいたりすると

 

ショップの空気が動き出し

しぜんとお客様の入店が続くというのは

アパレル販売なら経験があるのではないでしょうか。

 

 

店内がシーンとしているのは

館の集客が少ないからではなくて、

ショップに流れる空気が

止まっているからかもしれません。

 

待機姿勢

スタッフの待機姿勢は

ショップの姿勢を表す大切な要素です。

 

テキパキと動く

先に書いた

空気を動かすと似ていますが、

スタッフが店内に何人もいて

しかも暇そうにしている状態は良くないです。

 

ご来店いただいたお客様に

すぐにお声がけやご案内をできるように

待機しておくことことはもちろん、

その他のスタッフはディスプレイを作ったりと

店頭でできることをテキパキとこなしましょう。

 

音や動きで空気が動かし、

お客様が入店しやすいカジュアルな雰囲気を

作り出すことを意識してみてください。


 

どれも今日すぐに実践できると思います。

 

ご活用いただいて、

ショップの流れが少しでもいい方向へいくと

いいですよね。