ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

アパレル・子供服業界のお仕事内容を紹介、まずは販売員!

日々の販売、お疲れ様です。

先日、私がTwitterとInstagramで発信した
以下のような発言に
DMからいくつかの共感をいただきました。

「デザイナーの仕事が、どんな仕事かわかってから
そんなふうに聞いてくれ!」
と思ってしまうほど、
アパレル業界・子供服業界の仕事内容について
よく知られていないことが、
たいへん悔しいのです…!


思えば、私もアパレル業界をよく知らなかった
1人です。

これから、アパレル業界の役職と仕事内容を
ここで1つずつ解説していきます。
ぜひお付き合いくださいませ。

今回は、アパレル業界の花形販売員です!

アパレル販売員の仕事内容

接客販売

皆さんがイメージするような、
店頭でのお声がけ
お店を活気づける声出しです。

サイズや素材についての質問は、
お客様からよくいただきます。

また、プレゼントの相談
洗濯表示の見方などをご案内することも
アパレル販売員としての基本です。

そして、お金を操作し
会社の商品最終消費者(お客様)を繋げます。

しかし、服を1着売るために
お客様1人を顧客様にするためには
もちろん、さらに準備が必要です。

在庫管理

百貨店ブランドでは、週に2度ほど
SCブランドでは、ほぼ毎日
新作や再入荷商品の納品があります。

それを検品し、データ上の在庫と
物理的に存在する在庫(実在庫)を合わせます。

それに伴い、裏ストックの整理整頓も必要です。

子供服なら特に、サイズをすぐに探せるように
しておく必要があるからです。

“ストックの綺麗なショップは売れる!”
とはアパレル業界でよく聞きますし、
店長経験者は口をそろえて
実際にそうだとおっしゃいます。

報告業務

週報や月報を書いて、本部に報告します。

週報は、7日間の日々のお客様と商品の流れ
事細かに上げていきます。

月報は、1ヶ月の施策と実績
他店との比較などをしていきます。

そこから予想される次の週の動きも予想して
予算を決めたり、スタッフの入り方を決めます。

今は特に、タブレットを使った接客や
あとで紹介するブログの更新もあるため、
最低限のパソコンのスキルは必要です。

顧客管理

お客様の顔と名前を一致させ、
スタッフ同士で情報を共有する
ことが
このアパレル販売員の醍醐味だと感じます。

いつきても居心地の良いショップだと
お客様に感じてもらえるように、
スタッフ全員がお客様の好みや購入済みのものを
把握
しています。

また、おしゃれにコーディネートしてくださった
お客様をブログで紹介したり、
ときにはお客様の冠婚葬祭を祝福したりします。

この繰り返しが実り、
ショップの売り上げになるのです。

お店作り

VMD・DPを整えることも
販売員の大切な仕事の1つです。

www.creativenana.com

しゃがんでマネキンに靴を履かせたり
壁にかかっている物を脚立に乗って取ったりと
結構な体力勝負です。

以前、妊婦さんが
子供服のショップなら好待遇で働けそうと
アルバイトに応募してきたことがありました。

“可愛い服に囲まれて人とお話しするだけのお仕事”
と思われることもありますが、
実際は、それだけではありません。