ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

東京ミッドタウン 21_21デザインサイトで開催“㊙︎展”へ行ってきました。

Bonjour! ななです。

先日、六本木・東京ミッドタウンで開催中の
展覧会にお邪魔しました。

㊙︎展-めったに見られないデザイナー達の原画-

六本木 東京ミッドタウン内
21-21 DESIGN SHIGHT
ギャラリー1&2

2019/11/22(金)〜2020/3/8(日)

火曜休館

10:00-19:00(入場は18:30まで)

一般 ¥1,200 学割あり

この展覧会は、
日本デザインコミッティーの創作に
焦点を当てたものです。

日本デザインコミッティー

2019年現在
26名のデザイナー、建築家、批評家が所属するコミュニティ集団。

デザインの提供や企画展、コンペの開催等の
活動をおこなう。

ブルーの丸いシールが、
ここ21₋21のチケットです。

それを胸元に貼り、2階の入り口から
1階の展示室へ階段を降りていきます。


コンクリート打ちの
シンプルで洗練された建築は、
イッセイミヤケの服と重なる部分があります。

この美術館とイッセイミヤケについては
過去のこちらの記事をご覧くださいませ。

www.creativenana.com

コミッティーの活動の1つに
東京の百貨店 松屋銀座7階“デザインコレクション”
商品のセレクト
があります。

1995年から始まったこの活動。

今でも、プロダクトデザイナー以外のメンバーも加わり
意見交換しながらセレクトを行っています。

コミッティー主催の企画展も
松屋銀座の8階で行われています。

1979年からは公募展も始まり、
そのハガキやポスター、そして作品は
時代の変遷を映し出します。

百貨店オタクの私としては、
松屋銀座のロゴマークが変化していくところに
ときめきを感じました。

これ、見たことあるぞ!懐かしい!!と
すこし沸いてしまいました。

ロゴマークを見るだけで、
当時のいろいろな空気感を思い出すことができるのは
デザインの不思議なところであり魅力です。

ブルーの↑に導かれて進んでいくと、
ついにこの展覧会のメーンともいえる
それぞれのクリエイターのデザインの過程
見ることができるフロアです。

よく目にする社会に溶け込んだマークや
あの有名企業のロゴも、
ほとんどすべてが
最初はアナログな書き出しから始まっていることに
大変驚きます。

クリエイターの個性だけでなく
人間味を垣間見ることのできる
生々しい展示が印象的でした。

形や文字を書きだすなり
何か形にしようと取り組めば、
それが社会に必要不可欠な
デザインになっていくことを
肌身で感じました。

展示の最後には、
先ほどデザインの過程を見た椅子に
腰かけてみることができます。

そのクリエーションの過程を知ることで
椅子の座り心地は変わるのか否か。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。


そして、
㊙展を行うとなりの建物ギャラリー3では
デザインコレクションのポップアップストア
開かれています。

日本の最先端のデザインを見て触って、
実際に買い物することができます。

こちらは開催期間が1/13までと短めですので
お気を付けください。