富山県美術館アート&デザインで開催“ポーラ美術館コレクション展”に行ってきました。①
Bobjour! ななです。
そちらで2021年6月末まで開催していた展覧会
ポーラ美術館コレクション展へうかがいました。
開期が終了していますが、
非常に見応えのある内容でしたので
ここにのこします。
ポーラ美術館コレクション展
富山県美術館 アート&デザインとは
富山県美術館は、駅南口側に広がる環水公園の
すぐ横にある美術館です。
富山県美術館
富山駅より徒歩約15分/タクシー約10分
富山空港よりタクシー約20分
水曜、祝日の翌日、年末年始休み
9:30-18:00(最終入館17:30)ミュージアムショップ、カフェ・レストランあり
富山県美術館 | Toyama Prefectural Museum of Art and Design
5つのコンセプト
富山県美術館のコンセプトは大きく5つあります。
何度か足を運んだことのある私の体験も入れつつ
簡単にご紹介させてください。
1. アートとデザインを繋ぐ、世界で初めての美術館
人々とアートやデザインをつなぐ場となることを
目指しています。
また、世界的コレクションを新しい切り口やテーマで
紹介している点でも魅力的です。
実際に、後ほど紹介するユニフォームや
ミュージアムショップ、小休憩用のチェアまで
至る所にクリエイティブな部分をくすぐるような
アートなデザインが取り入れられています。
2. 富山の新しいビューポイントとなる美術館
館内からは9.7haの面積がある環水公園が
屋上からは立山連峰を壮大なスケールで
眺望することができます。
ここに来てよかったと心から思えるような
感動とほっとする気持ち両方になれる場所です。
3. 見る、創る、学ぶといった
双方向で美術を体験する美術館
2階にはアトリエがあります。
展示と製作、双方向での体験共有を
することができる貴重な場所です。
アトリエだけでなく図書館のようなスペースや
屋上には遊具などもあり
それぞれのアプローチでアート&デザインとの
関わりをもつことができます。
4. 産業の活性化にも寄与する美術館
新しいデザインを取り入れた工芸品や
伝統工芸とコラボしたお土産品の企画など
富山の産業との取り組みにも注目です。
国内外で活躍する創作者の
日本の伝統的な手法を使った作品など、
幅広く学び楽しむことができます。
5. 時代とともに成長し、
価値が高まっていくような美術館
変化の激しい時代のなかで、県民に愛され
時代ともに成長していく美術館を目指しているそう。
県外の人が来ても十分に楽しめます。
また、何年かぶりに訪れたときに
懐かしさと新しさを感じる美術館になっていてほしいと
僭越ながら思っています。
スタッフのユニフォームデザイン
館内スタッフのユニフォームは
三宅一生氏がデザインしました。
富山の爽やかな風と光、そして文化を取り込みたいと
いう想いが込められているそう。
階段を可憐に降りるスタッフの
プリーツワイドパンツがヒラヒラしていて
それを体現しているようでした。
イッセイミヤケのプリーツの技術や
概念実証のエンジニアリングを集結した
最先端のデザインをお楽しみください。
カフェとレストラン
美術館の1階には、
自然光が降り注ぐテラス席のある
“Swallow Cafe(スワロウカフェ)”が入っています。
県内で人気のベーグル専門店が展開しており、
店員さんの柔らかい雰囲気が心地よくて
私も何度か利用しています。
3階には、アートで感性をビビビと刺激し
イートで食欲をジュルリと刺激するレストラン
“BiBiBi & JURULi(ビビビとジュルリ)”があります。
こちらは2021年4月10日にオープンしたばかりです。
富山の旬ものを使ったフォトジェニックな食事を
楽しむことができます。
各種メディアで取り上げられたこともあり
土日は特に混雑します。
人数や時間帯に制限がなく席の予約ができるので
ぜひご活用ください。
ビビビとジュルリ アートとイート | BiBiBi & JURULi
テナントが刷新されるところからも
富山県美術館の新しい感覚を追い求める姿勢を
垣間見ることができます。
カフェとレストランの営業時間は
美術館の開館時間と多少異なりますので
そちらもお気を付けくださいませ。