ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

お店に並んでいない物からも選んで買い物しよう。”ストック販売”とは。

Bonjour! ななです。

“ストック販売”という言葉を
聞いたことがあるでしょうか?

業界用語ではありますが、
業界人よりも、買い物をする客にとって
知っておくととてもメリットのある販売方法
です。

今回も
ぜひお付き合いくださいませ。


百貨店などでは特に、
ディスプレイの都合上、入荷した商品を全て
店頭に陳列しているわけではありません。

アイテム・色のバランスを考慮し
ブランディングされたショップを作るためにも
厳選した商品 を並べています。

カラーバリエーションを全ては出さず、
夏なら、涼しげなカラーのみを出す場合があります。
子供服なら、赤や黄色など
アイキャッチになるカラー
のみを並べることも。

まだ在庫が残っていても、
新作商品を際立たせるために、
一旦店頭から引く(置かないことにする)商品
なども
あります。


そして、
客が"他の色もないのか 見てみたい"と要求したときや
スタッフが客との会話で
"ぜひあの商品もおススメしたい(買ってくれそう) "
思ったときには
ストックにあるその商品を持ってきて見せてくれます。

これがストック販売です。


他にも、
"以前にここで見たあの商品はまだありますか?"
何か理由があって
真夏に"長袖は置いていますか?"など
あるアイテムをピンポイントで探している客に
ぜひ、ストック販売を利用してほしいです。

このようにストック販売は、
客の様々な要望に、可能な限り寄り添うことのできる
販売方法といえます。

しかしながら、店頭では
客・スタッフにとって目に見えない商品であるため、
お互いのコミュニケーション
スタッフのストックにある商品の把握が必須です。

また、アパレルショップは
美術館や博物館ではありません。

比較・検討をする猶予は与えられているものの
あくまで買い物をする場所です。
買う気がないのに、ただの興味で
いろいろと出してもらうのは迷惑な行為です。

ショップスタッフのおもてなしや好意に
甘え過ぎないのが、スマートな客であると
私は考えています。


店頭で目に入る物の中からだけでなく、
ぜひそのお店の商品全部から
ショッピングを楽しんでみてくださいね。