ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

富山県出身の水墨画壇の鬼才“篁牛人 展”へ行ってきました!

Bonjour! ななです。


富山県水墨美術館で開催中の展覧会
篁牛人展へ行ってきました。

水墨画壇の鬼才 篁牛人展

昭和水墨画壇の鬼才-生誕120年記念 篁牛人展

富山県水墨美術館
2021/8/11(水)~10/2(土)

一般¥1,200

篁牛人とは

篁牛人(たかむらぎゅうじん)
富山県出身の水墨画家です。


彼は工芸図案化として活動したのち、
39歳で画家を志しました。

そのユニークな価値が評価される日はなかなかこず、
54歳からは日本各地を放浪します。


その中で変化する表現
変化しない揺るぎない個性を感じることのできる
貴重な展示でした。

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展示室について

全2室にわたり作品が展開されています。

展示は全て撮影NGです。

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みどころ

中国やインドといった
東南アジアので語り継がれる仙人

多く登場します。

世界史が好きな人にとっては
見やすい展示かもしれません。


目、鼻、口の鋭さ
でこのシワと眉の平行さ、
そして顔の小ささ
が彼の描く人物の特徴です。

動物も多く登場します。
彼らしい表現で、野生の躍動感がありつつも
どこか愛らしく描かれていました。

文芸的な脚色の要素を含み
水墨画ならではの独特の生命感を醸し出す

彼の作品の、最後には虜になっていました。

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富山市牛人記念美術館があることを
今回の展覧会を通して初めて知りました。

また行ってみます。

富山県水墨美術館

930-0877 富山県富山市五福777

無料の駐車場あり
富山駅前より「大学前行」バス
→「トヨタモビリティ富山Gスクエア五福前(五福末広町)」下車後徒歩10分

9:30-18:00(17:30最終入場)
月曜・祝日の翌日休

常設展 ¥200
企画展(常設展も見られる) ※展覧会によって異なる

入場無料のミュージアムショップあり
ミュージアムカフェなし