ミレニアル世代のブログ

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4月度の百貨店の売れ行きは?アパレル・ファッション業界初心者向け、繊研新聞の読み方。

Bonjour! ななです。


ゴールデンウィークの販売、お疲れ様でした!

私のお仕事をするショップでは、
前半はイマイチでしたが
後半は追い上げ、5月の予算達成へ向け
いいスタートが切れました。


今回は、繊研新聞電子版より
こちらの記事を取り上げ、解説いたします。

どうぞお付き合いくださいませ。


“3社が前年下回る”と見出しにあるので、
そこに重点を置き読み進めます。

また、4月といえば
アパレルの店頭には初夏物の五分袖や七分袖
そして半袖が徐々に入荷
し、
長袖をほぼ置かなくなる時期です。


上の図を見てわかること

・大手6つの百貨店のうち、3つが前年を下回っている。
(▼3.0は、前年同月の97.0%の売上ということ)

・三越伊勢丹が特に大きく下回っている。

・プラスで終えた3つの百貨店も、大きく伸ばしたわけではない。

つまり、
◎マイナスの場合には大きくマイナスしたが、
プラスの場合にはわずかなプラスのみだった。


今年の春は、気温が低かったですね。

上がっては下がる日が続き、
例年では登場するはずのない真冬のコートを
再登場させた4/10はよく覚えています。


先にも書いたようにアパレルのショップは、
3月下旬から4月上旬にかけて夏物が入荷します。

それは、ほぼ毎年変わりありません。

しかし、私も店頭でご案内してをしていると、
4月になっても羽織り物や長袖を探す人ばかり!

入荷した初夏物が売れ出したのは、4月下旬。
ゴールデンウィークになってからでした。

アパレル業界全体で見ても、
本来ならこの時期に売り上げをつくる
カットソーやブラウスの売れ行きの不調が、
4月の販売が苦戦した理由
といえます。


記事からわかること

・高島屋とそごう・西武では、
館間で売れ行きに差が出た
→全体としてのマイナスに繋がった

・高島屋とそごう・西武のマイナスの要因は
初夏物の苦戦

・・大丸松坂屋はインポート客に強い

・阪急阪神はMDが功を奏した


まとめ

アパレルの販売は
気温に左右されるところが大きいため、
販売員の接客の工夫や
MDの打ち出し方では補えない部分が
あるかもしれませんね。

しかし、諦めてはいけません。

気温やそれに伴うムードの変化で
服が売れていく時もかならずあります。

そのチャンスを逃さず、
お客様の入店のあるタイミングでどれだけ
売り上げを作れるかが大切です。