ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

コロナ禍のアパレル販売の現場から①

日々の販売お疲れ様です。

2020年2月頃から、日本でも本格的に
新型コロナウィルスによる感染症と
その対策による影響

販売の現場に及びはじめました。

コロナ禍のアパレル販売の現場から

私は普段、SC(ショッピングセンター)に入る
子供服ショップで仕事をしています。

コロナ禍での混乱と
ショップスタッフに求められたことを
ここに書き残します。

商品の入荷

新作商品の入荷に大幅な遅れ

私の勤める会社に限って言えば、
2月の下旬には
中国の工場や商管で仕事に遅れが生じ、
3月の上旬から中旬まで
新作の入荷が全くありませんでした。

例年でしたら、この時期には
夏物第一弾のAランク・Sランクのアイテム
続々と入荷してきます。

フォロー品の入荷はあり

日本国内に2カ所の商管があり、
そこにストックしてある在庫から
フォロー品の入荷は
通常どおり
ありました。

子供服のショップなので
サイズ欠けはなく、
お客様が商品を選びやすい状態ではあります。

ただ、新作の入荷はストップしているので
本当に“あるものを売っていく”しかない
状況です。

お客様の流れ

新学期のお祝いムードは自粛

3月上旬は、
新学期のお祝いムードの高まりや
春夏アイテムの先買い
といった
売り場が盛り上がり始める時期。


しかし2月の最後の週末2/29(土) ・3/1(日)は
2020年に入って最も低い週末の売り上げでした。

次の週末と、その次の週末も
同じように悲惨な数字で
例年の半分にも満たない売り上げです。


3月中旬、
コロナを本格的に意識する人が増えて
マスクをするお客様が急に増えだしたのを
よく覚えています。

そうなると客数はガクンと落ちます。


そんな中でも、
お孫様への進学のお祝いを
選びに来てくださるお客様がいました。

楽しくお孫様のお話をさせていただいても、
やっぱりどこかでコロナへの不安が
話題に上ります。


卒園式自粛の噂や決定がされていくと、
新学期需要で盛り上がりを見せることなく
3月が終わりました。

イレギュラーな営業体制

館の営業時間短縮と臨時休業

私の勤めるSCでは
3/4~15までの時短営業
決まります。

3/16~27まで通常営業をし、
3/28(土)29(日)は臨時休業となりました。

どれも前日に時短や休業が決定しました。

私はイ〇ン系のモールに出店する
子供服ショップで仕事をしていました。

この系列は、周りの館の様子を見て
館の営業時間の短縮等
イレギュラーへの対応を決める傾向

あります。

いろいろなことを慎重に考慮して
決定するため仕方がないことですね。

シフトの削減や修正

3/4からの営業時間短縮の前後で
シフトの大幅な調整が行われました。

まず、店長のみのコミュニティに
「アルバイトやパートさんはシフトに入れないように
お願いします。」

との会社からの伝達がありました。

幸い当時の私と一緒に仕事をしていたのは
社員と準社員のみでしたが、
こんなことを伝えるのも店長の仕事なんだな
思いました。

もちろんですが残業はなしで、
できる限り有給を使って
シフトを削ってほしい
とのことでした。

先行きがどうなるかわかりませんし、
閑散とする売り場にスタッフが何人もいても
どうしようもないですからね。

特別休暇の申請手続き

3/28・29の臨時休館の際は、
もともとは出勤するシフトで入っていたのに
休みになってしまった人のみ
“特別休暇”の申請を会社に出すことが
できました。

これを提出し忘れてしまうと
有給ではなくただ休んだ日になってしまうので
注意が必要です。


そして、東京でのコロナ感染者が
100人を超える日もでてきた4月上旬。

4/8より館の長期休業が決定し
スーパーとドラッグストア以外のテナントは
しばらくのあいだ営業を停止します。


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