ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

コロナ禍のアパレル販売の現場から③

日々の販売お疲れ様です。

 

とはいえ、未だに休業中の館も多くあり

自宅待機の販売員が多いのではないでしょうか。

 

コロナ禍のアパレル販売の現場から

これまで2回にわたり

コロナ禍のアパレル販売の現状を

お伝えしてきました。

www.creativenana.com

www.creativenana.com

今回は、

主に5月に入ってのアパレル販売の現場の変化を

書き残そうと思います。

 

自粛解禁の流れ

東京都に限って言えば、

1日の感染者が100人を切る日が

5/3から続いています。

 

地方店はGW明けに通常営業へ

ゴールデンウィーク明けの5/7より

都市部を除く主に東北地方と中国・四国地方の

百貨店・SCで営業再開の流れが広まりました。

 

地方店のショップの様子を見ると

盛夏アイテムが続々入荷していました。

 

水着の取り扱いが始まったショップもあります。

 

主要都市部では休業が続く

主要都市部の館では、

今日も引き続き一部ショップのみの営業。

そして営業時間を短縮しています。

 

この一部ショップとは

近隣住民の生活に直結する食品を扱うテナントや

SCに入るドラッグストアです。

 

 

私の最寄のターミナル駅は立川駅ですが、

立川高島屋SCでは手芸用品店のユザワヤ

家具などを扱うニトリも営業を続けています。

 

自粛緩和の流れもあり、

5月の第2週目には本屋さんも営業を再開していました。

 

コロナ倒産したアパレル企業

アパレルに限らず

世界中でコロナな倒産する企業が出てきました。

 

5月に入り世界中で続々と

5/1アメリカの衣料品チェーンJクルーグループが

民事再生法の申請手続きに入ったとの報道が

駆け巡りました。

 

 

 コロナ感染拡大防止のための自宅待機命令が出て、

重要とみなされていない商業活動が禁止された地域が

アメリカには多くあります。

 

小売業は多くの従業員を解雇を余儀なくされ

家賃を未払いにしたところで

経営を続ける体力がなくなってきているのが現状です。

 

4/22キャスキッドソンジャパンが破産

英国の服飾雑貨ブランド

キャスキッドソン製品の販売を手掛ける

キャスキッドソンジャパンが倒産しました。

 

 破産とは
-裁判所に申立をして、債務者(ここでいうキッドソン)の財産を現金に換価して債権者に配当する手続き。

破産法に基づき、債権者と個別に交渉をして、債務の返済額や返済方法を決め直す任意整理(私的整理)を行う。次に、破産や特別清算などの精算手続き。これらの手続きを利用して会社を清算し、消滅させる。

 

5/18メルベイユアッシュが自己破産申請へ

婦人服製造小売業のメルベイユアッシュが

自己破産申請の準備中であるとの報道が出ました。

 

5/15レナウンが民事再生へ

アパレルの企画・製造・販売を手掛けるレナウンが

民事再生の手続きに入ったとのニュースが駆け回りました。

 

あいにく私は、アーノルドパーマーくらいしか

レナウンが手掛けるブランドを知りません。

 

民事再生とは

 

-民事再生法に基づく裁判手続き。


経済的に困窮した債権者(ここでいうレナウン)について、現経営者の主導のもと、会社債権者等の利害関係者の多数の同意のもとに再生計画を策定。これを遂行することにより、利害関係者の利害を適切に調整しつつ会社の事業の再建を図ること。

 

 

今回、レナウンは民事再生法により
スポンサーに資金援助を受け、その支援のもと再建を図るります。


15日の時点では、管財人(担当弁護士)の指導のもと
スポンサーは探し中とのことです。

 

問われるアパレルの在り方

外出自粛を受けて

リモート勤務を推進する企業が増えたため、

必要とされるアパレルにも変化が起きています。

 

リラックス系アパレルの需要が高まる

ピーチジョンやジェラートピケなど

ランジェリーやルームウェアを取り扱うブランドのECは

好調に売り上げを伸ばしているとのこと。

 

 

ゆったりしたワンピースやTシャツを訴求するブランドも

今年は多いように感じます。

 

かわいくも心地よく過ごすために

アパレルは欠かせない要素ですよね。

 

オンライン接客が進化

予約をして顧客とスタッフが一対一で服について話す

オンライン接客を取り入れるブランドを

見かけるようになりました。

 

また、店舗への勤務が叶わない販売員が

インスタグラムのライブ配信を使って

自社のアイテムを説明する配信を行うブランドも目立ちます。

 

 

私は、ランジェリーブランドのビジュリィや

トゥモローランドの配信をよく見ています。

 

普段は店頭に立っている販売員だけに

話し方が自然で、かつ商品への愛を感じる配信です。

 

店舗営業再開の見込み

主要都市部、特に関東圏の

百貨店・SCの営業再開はあるのでしょうか。

 

通常営業には慎重な構え

私は普段、東京都内の三井系SCに入る子供服ショップで

仕事をしています。

 

政府からの自粛要請が解けてから

1週間ほど様子を見ての営業再開になる

とだけ決まってきます。

 

営業再開の数日前には

準備のために出勤することになると思われますが、

今のところ確実な日程は決まっていません。

 

 

 営業再開まで

ブランドや会社に対して出来ることを探してやってみたり、

まったく違う分野への挑戦の一歩を踏み出してみたり

爪を研ぐ有意義な時間にしたいですね。