ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

7/30(月)まで、エルメスによるシネマ体験「彼女と。」へ行ってきました。※ネタバレあり

Bonjour! ななです。

2018年7月11日から30日まで
国立新美術館で開催中の
HERMES(エルメス) による企画展
「彼女と。」へ行ってきました。

シネマ体験により、"彼女"の存在を追う
体験型エキシビションです。


①アクターかエキストラ、ネットで予約

アクターエキストラ
どちらでこのシネマ体験に参加するか、
そして参加日時と時間をネットで予約します。

私は、エキストラとして参加しました。

QRコードのチケットがメールで届き、
当日、会場で見せれば入場できます。


②案内人と共にシアターへ

ネオンの看板の下の、真っ白な扉を通り抜けると
真紅のソファーが印象的なエントランスに通されます。

エントランスのカウンターで配られる札を首に下げ、
重厚感のあるシアターへ。

入り口では、展示会場全体のマップが配られます。

"彼女"に関するショートムービーが上映された後、
案内人が
このエキシビションの全貌を説明してくれます。


③"彼女"を知る3人と、作家とのやりとり

私と同じ時間帯に予約をした人は
30人程いたでしょうか。

シアターから、皆でぞろぞろと移動し
映画のセットの前へ。

彼女のことをよく知る3人と
作家とのやりとり
が、
それぞれのセットでテンポよく行われます。

ここにきてやっと、
ぐっと"彼女"という存在の輪郭
捉えることができるでしょう。

このセットで、作家として演技する人が
アクターとして予約した人のようです。


④映画のセットの裏側、小道具や衣服、楽屋

彼女を知る3人の話に出てきた
"彼女"の存在を辿ることのできるアイテムや、
セットの裏側を自由に見てまわり
撮影することもできます。

触ることは、できません。

剥き出しの木組に、
完成された美しいエルメスの衣服。

うっとりしたり、興奮したりと
参加者のそれぞれが
エルメスと彼女と自分との関わりを見つけ、
解釈や目に見えるものを昇華させます。


⑤エキストラとしての役割

シネマ体験も、終盤に向かっていきます。

セットで、"彼女"を知る3人のうちの1人の
隣人が作家に語った
彼女が即興で開いた屋根の上のパーティーのシーン

ひとりひとりに空のグラスが配られ、
私達もセットの中に。

私たちエキストラも、この映画の出演者。

皆で乾杯をし、ざわざわと軽い会話をし
楽しい時間を演出します。


⑥"彼女"とは、に気付く

作家は、ついに"彼女"の家へ。

書斎、クローゼット、生けられた花
そのディティールから
"彼女"の新しい一面を垣間見ることができます。

シンプルでパーフェクト
そんな"彼女"になりたいと、そんなセンスで生きたいと
女性ならば誰もが憧れるはずです。

国立新美術館

〒106-8558 港区六本木7-22-2

六本木駅徒歩5分
千代田線 乃木坂駅直結

10:00〜18:00(金・土曜のみ20:00まで)

火曜休み
(火曜が祝日の場合は、その翌日が休み)