ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

HERMESからの贈り物。HERMESというブランド。

Bonjour! ななです。

今月30日まで
六本木の国立新美術館で開催中の
エルメスによるシネマ体験「彼女と。」

エキストラとして参加したレビューを
前回の記事に書かせていただきました。


1837年パリ、ティエリ・エルメスにより
馬具工房として
エルメスブランドはスタートを切りました。

貴族や皇帝に愛され発展し、
3代目エミール・モーリス・エルメスが
革製品や服飾雑貨、香水など
事業を多角化
させます。

1920年、自社内にハンドバッグ部門を置きます。

1984年には、
のちにエルメスの代名詞となるバーキンを発売

展示の最後のブース
"彼女の控え室"は、革製品のいい香りがしました。


他にも、
ファスナーを始めてバッグに用いたのは
エルメスだとされています。

1937年には
スカーフのコレクションを発表します。

4代目のロベール・デュマ・エルメスは特に
スカーフの生産・販売に注力しました。

前回の記事に登場する、案内人も
笑顔の下に、綺麗なスカーフを巻いていました。


1978年、東京・丸の内に
日本初となる直営店がオープンします。

西武系を中心に大手百貨店に出店し、
2001年 銀座に旗艦店"メゾンエルメス"をオープンします。

日本でも愛される
ラグジュアリーブランドのひとつとして
定着するに至ります。

ひとつひとつのプロダクトを
熱心に作り込み、そのポジションを築いたエルメス

そんなエルメスらしい凝ったプレゼントが、
「彼女と。」のエキシビションが終わってから
ありました。

会場の、エントランスで配られた札の
QRコードとパスワードを打ち込むと、
映画のエンドロールが流れ出します。

最後は、
"彼女"が即興で開いた屋根の上のパーティーの
賑わいを皆で演じたときの、写真が。

私達は、"彼女"を知る1人になれました。

ラグジュアリー・ハイブランドに
抜かりなんてあるわけないのだけれど、
やはり抜かりない演出に
感性の温度が上がるのを感じました。

私は、身に付けたことのないブランドなので、
ショップにも足を運んでみようと思います。