ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

アパレル専門用語を乱用するショップスタッフの話。

Bonjour! ななです。

買い物に行くと、たまに、
ショップスタッフが何を言っているのか
わからないことがありませんか?

私は、あります。

早口だったり、滑舌やタイミングの問題で
聞き取れないのであればまだしも、
ショップスタッフがアパレル業界の専門用語を
使っていては、そもそも客に意味が伝わりません。

それって、突然 外国語や宇宙語を話すのと
同じじゃないかなと、思ってしまいます。

例えば
"引き"という言葉。

店頭に並べていない、出していない
(つまり、店頭から引いている)

という意味で使います。

サイズ引きとは、
ディスプレイの都合上
全てのサイズを店頭に並べられないときに
小さなサイズのみをお店に並べて、
大きなサイズはサイズ引きをして
お店裏のストックに保管したりします。


ストックのことも、ショップスタッフの間では
裏ストと略して呼ぶことも。
とだけ呼ぶこともあります。

スタッフ同士でやりとりする分には、
むしろ専門用語を使った方がスムーズです。


しかし、
接客時に使うと、客に伝わらないこともありますし
また、
裏ストのような略語は俗語(日常のくだけた言葉)であり
礼を失する
ような感じがします。

アパレル業界人としてのプライドや威厳は、
他のところで保てばいいと思います。


ショップスタッフは客に
業界人として見せつけるのではなく、
ブランドや服のことを知ってもらうために
気に入って購入してもらうために
コミュニケーションを取ります。

頼りなくならないように敬語・尊敬語を正しく使い
言い回しを工夫し
つつ、
業界内での専門用語は控えて 別の確実に伝わる言葉
まずは話しかけるべきです。


最後に、
子供服業界内では特に使う"サイズ欠け"
という言葉があります。

あるサイズだけが出ていない(サイズが欠けている)
状態
を指します。

Tシャツが80〜110cmまで積まれているはずが、
90cmだけ抜けている。
90cmがサイズ欠けしている状態です。


これを「サイズ欠けございましたら
お伺いします!」
と声高らかに言ったところで、
客に伝わってるのかな?と
あるショップで思ったことがあります。

少なくとも、私の周りの人達が客なら
あまり伝わらないようです。

分母が少ないので誤差はあると思いますが、
ひとつのデータとして見ていただきたいです。