ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

セールになるアイテム、ならないアイテム。違いと戦略。

Bonjour! ななです。

セール品が大好きな人
セール品はあんまりという人
別れますよね。

私は、もともとセールは好きではありません。

しかし、子供服業界という
アパレル業界の端っこでお仕事をして、
セールの存在意義を知りました。

・セールになるアイテム、ならないアイテム
・セール品を賢く買い物する方法

を2回にわけて、ご紹介します。


・セールになるアイテム

やはり、死に筋の商品は早目にセールになります。

死に筋 とは、売れ筋の対義語で、
まったく人気のない商品を指します。

カラバリが客の購買意欲をくすぐらなかったり
デザインがトレンドに上手くハマらなかったり

あとは、すこし挑戦的な商品の場合には、
ブランドらしさが薄れて
顧客に選んでもらえなかったりします。
(このような新しい試みは、逆に、
これまでは注目してくれていなかった
新しい客を取り込むチャンスも秘めていますが。)

様々な理由で死に筋になってしまったアイテムも
作ったからには、売らなくてはいけません。

次に、セール品のバランスを取る ために
セールになるアイテムもあります。

死に筋ばかりをセールにしていると、
セールコーナーのアイテム・色が
どうしても偏って来てしまいます。

もともと、商品を消化する為に値下げをしているので
セールコーナーも魅力的 でなければいけません。

トップス・ボトムス・ワンピース・羽織・小物など
セール品でもバランスよくコーディネートできるように
セールを用意しています。

“セール品なら買う!という客”にも、
単品買いではなく、コーデで買ってもらえる可能性が
高まりますからね。

当たり前ですが、
セール品は1点1点の単価がそれぞれ大変安いので
たくさん売らないと、売り上げが立ちません。


次回は、先に書いたことを踏まえた上で、
セール品を買う人達の
セールへのポジティブな捉え方

数人に聞いたので、紹介していきます。