ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家“カール・ラーション展”へ行ってきました。

Bonjour! ななです。

今日は、
損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の
CARL LARSSON AND HIS HOME
〜ART OF THE SWEDISH LIFESTYLE〜

へ行ってきました。


カール・ラーションは、
スウェーデンの国民的画家です。

今回の展覧会は、カールが
妻カーリンと家族と共に暮らした
"リッラ・ヒュットネース"という家での
ライフスタイルに迫るものです。

夫婦は、
スウェーデンの昔ながらの伝統が残る
ダーラナ地方のリッラ・ヒュットネースを
理想の家へ改装していきます。

ヴィンテージの家具の木の部分を塗り替え、
背もたれやお尻にあたる部分の布は
みずから作成し、貼り替えます。


もともと画家であったカーリンは
結婚・出産を機に筆を置きますが、
このテキスタイル作成の才能が開花します。


シンメトリーとアシンメトリーの絶妙なバランス

奇抜でありながら温かみのある独特の色使い

低めの家具を並べた贅沢な空間


そんなリッラヒュットネースでの
子ども達との暮らしを載せた画集の刊行などにより、
彼らのライフスタイルは
スウェーデンの理想の家庭像となります。

展示の中盤
"第2部
ラーション家の暮らしとリッラヒュットネース"

では、実際に彼らが使った
食器やクッションなどのインテリアを
見ることができます。


日本の美術・芸術からの
インスピレーション
もありました。

スウェーデンという遠い国の
遠い時代のカール・ラーションを
すこし身近に感じられるかもしれません。


カールとカーリンの
ライフスタイルの美しさもさることながら、
画家としての実力も一流です。

インテリアと絵画のバランスがよく
最後まで疲れずに見ることができました。


損保ジャパン日本興亜美術館

〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
損保ジャパン日本興亜本社ビル42階

新宿駅すぐ

10:00〜18:00

月曜休み


カール・ラーション展

2018/922(土)〜12/24(月)

一般 ¥1,300
高校生・大学生 ¥900
中学生以下 無料