ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

【お出掛け】星野リゾートの『OMO』ブランドってどんな意味?OMO7大阪に宿泊しました!

こんにちは。
北陸在住のwebライター&取材ライターの岩井ななです。

先日、大阪観光の拠点として『OMO7(オモセブン)大阪』に宿泊しました。

OMOの意味やコンセプト、気になるホテルの内装やサービスをご紹介します。

OMOのコンセプト

OMOのコンセプトは『旅のテンションをあげるホテル』

星野リゾート「観光目的の方々に目線を合わせたら、都市ホテルはどう変わることができるのだろう」と考えてできたのが、OMOブランドです。


OMOのあとの数字の意味

OMOブランドには、サービスの幅によって1から7までのグレードがあります。

2022年現在は、北海道旭川大阪府新今宮に『OMO7』があります。

また東京大塚や金沢片町、京都祇園などに『OMO5』。
札幌すすきのや京都東寺などに『OMO3』があります。

OMO7

都市のランドマークとなり、フルサービスを提供するOMO7

①Special Facility
利便性の高い施設

②Restaurant
③Cafe
④Buffet-Style Breakfast
レストラン・カフェの併設と、ビュッフェスタイルの朝食を提供

⑤Local Guide Activities
毎日開催されるガイド付きツアー

⑥Go-KINJYO MAP
壁一面のガイドマップ

⑦Travelers Fun Lounge
OMOベースと呼ばれるスペース

OMO5,3,1

OMO5では上記の③〜⑦が、OMO3では⑤〜⑦のサービスが提供されています。

また⑤〜⑦のサービスを提供するカプセルホテルのスタイル『OMO1』も存在します。
現在は、東京川崎のみの展開です。

OMO7 大阪

私たちは、OMO7大阪に2泊3日しました。

上記で説明したサービスの①③⑥⑦について詳しくご紹介していきます。

すこし長くなりますが、お付き合いくださいませ。

① Special Facility

JR新今宮駅の東口を出て、左に曲がるとすぐOMO7大阪が現れます。

ホテルが丘の上に建っているような佇まいを前に、ここにこれてよかったという気持ちになります。


③Cafe

私たちは朝食つきプランで宿泊したため、朝食はOMO cafe & barでいただきました。

チェックイン時に自動で発行された朝食チケットを持って行き、朝食セットのメインを5種類から選びます。

1日目はサラダとピザトーストのセットをそれぞれ選びました。
暖かいスープと、選択可能なドリンクがついてきます。

どのドリンクを選んだかに関わらず、ホットコーヒーは飲み放題です。

2日目は、パンのセット。
温かくてサクサクのパンは、朝食のムードを盛り上げます。

どれを選んでも外れがなく、しっかりとしたボリュームや濃いめの味付けがとても美味しかったです。
朝からビュッフェは面倒だと感じる人には、おすすめのスタイルです。

また、お昼間にカフェを利用する際は、事前にオーダーをしておくことができます。
注文に進めるQRコードは、部屋のパンフレットに載っています。

⑥ Go-KINJYO MAP

ロビーのご近所MAPには、ホテル周辺のリアルでタイムリーな情報が掲載されています。
ランチや夜ごはんのお店を決めるときの参考にするのもおすすめ。

部屋には、大阪市内の観光名所をまとめたマップがあります。
可愛いイラストに癒やされるのと、美味しいものがいっぱい載っていてお腹が空きます。

写真撮影の背景にすると楽しいですよ♪


⑦Travelers Fun Lounge

パブリックスペースである『OMOベース』は、自由でクリエイティビティが溢れる空間です。

コンセントが設置されているのも嬉しいです。
朝の時間に、ゆっくり仕事をしたりして過ごしました。

また、OMOベースではさまざまな催しが行われます。

この日は夕方に、ホテルについた人たちが集って、大阪の銭湯文化に迫る講座が行われていました。
参加は無料で、宿泊客なら誰でも参加できます。


おまけ

他にも好奇心を刺激するサービスが数多く用意されていて、あらゆるところにサプライズがあるホテルです。

スムーズなチェックイン

チェックインは、予約時に発行されるQRコードをかざすだけ。
特に入力や支払いがなくて、とてもスムーズでした。

ロビーのタブレットで操作を行いますが、スタッフが親切にアシストしてくれるので安心できました。
UIもわかりやすかったです。

チェックイン時に、自分でカードキーを発行するオペレーションが面白いです。
カードはモノトーンのデザインで、洗練されたホテルステイを予感させてくれます。

チェックアウトも、同様のタブレットで簡単に行えます。
指示に従ってカードキーを無効化して、投函するのみです。

落ち着くベッドルーム

ベッドルームが箱のように囲われているためか、グリーンの壁紙やご近所MAPなど一見ゴチャゴチャして見えますが、総合的には落ち着いて過ごせました。

オリジナルのクッションが、お手玉のようで可愛いです。
硬めなので、枕の高さ出しにしたりと使い勝手がよかったです。


ミニマルなサービス

2泊以上宿泊する人のお 部屋には、クリンリネスが入ります。
一般的なリゾートホテルとは異なり、必要最低限のサービスが印象的。

・タオルの取り替え
・ゴミ箱を空にする
・トイレットペーパーの三角形

備品や荷物の場所を整えたり、使用した浴衣を回収したり・畳んだりなどのサービスはありません。

ベッドメイキングがないので、2日目以降の滞在でシャキッとした気分になるのが難しいですが、最低限の清潔を保てるので不満はありませんでした。

歯ブラシやカミソリ、コットンなどの備品はロビーから自由に持ってくることができます。
2日目以降も、必要であれば追加して持ってくることが可能です。

私たちが宿泊した部屋には冷凍庫はなく、冷蔵庫のみ。
冷蔵庫の中には空のピッチャーが入っていていて、各フロアの給水所に自分で水を汲みに行きます。

給水所では氷と電子レンジも用意されているので、滞在が長い人は部屋で食事をするのもよさそうです。


毎晩のお祭り

ホテル内のガーデンスペース「みやぐりん」では、毎晩20:00〜22:00にふるまいが行われます。
たこやきやソーダを無料でいただくことができます。

大阪を連想させるネオンが、より気分を高めてくれます。

カラフルに光る提灯の貸し出しもあり、若い女性から年配のご夫婦、小さなお子様連れまでがワイワイ楽しむ様子はまさにお祭り。

また、この時間帯は、ホテルの外観壁面にフェイクの花火が出現します!
ヒューン…ドーンとスピーカーからリアルな音が流れるため、近未来的な花火体験ができるんです。

映えすぎる!!!と興奮してしまいました。

まとめ

私はこの機会に初めてOMOについて知りました。

思い出、おもてなし、面白い、オモっていい言葉ですよね!

来春には九州にOMO5熊本が開業予定です。
とても楽しみにしています。


OMO7大阪
556-0003大阪市浪速区恵美須西(なにわくえびすにし)3-16-30
JR 新今宮駅東出口、南海電鉄 新今宮駅北出口、大阪メトロ 動物園前駅6番出口