ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

【読書】2021年 読んでよかった本

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします!

さて、昨年読んでよかった本を、私の頭の中の整理も兼ねてご紹介します。

Amazonで本を頼めば翌日には届きますし、Kindle本ならその場で手元に本(の内容)が届きます。
このブログと、ここで紹介する本を、ぜひ年始の時間のお供にしていただければ幸いです。

2021年 読んでよかった本

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エッセンシャル思考

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どんな状況下においても、今一度手に取ってもらいたい1冊。
私は3回読みました。

仕事や生き方における“エッセンシャル”な部分が、抽出してわかりやすく書かれています。

例えば…

■本質的な少数を選び取り、その他多くのチャンスにノーと言う大切さ

■ノーを言うことは、目先の好印象と引き換えに、長期的な敬意を手に入れること

■生産性とは、天から与えられた才能を最大限に生かすべく、持てる時間のすべてをそこに費やすこと

トレードオフについて。それを選び取ることで失うものを算出する、機会コストの考え方

■仕事や生き方において「行動を編集する」ことで、自分の本質的な目標にアプローチする

■ちいさな進歩の積み重ねを、適度にチェックする

など。

この本を手に取り、理解し納得することで、上記のことを自然に取り入れるような生き方ができるようになります。

本質的なこと意外からは目を背ける「ミニマリズム」にも似ているなぁと感じました。

パラダイムシフト

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まず、パラダイムシフトとは「当たり前と考えられていた認識や思想、社会的価値観が劇的に変化すること」を指します。

新型コロナウィルスの流行による、変化の本質を捉えることを目的とした1冊。


資本主義社会の常識、つまり我々のバイアスを示した上で、第一線で活躍する経営者たちのインタビューを載せる流れが秀逸です。

彼らは、コロナ禍においても尚企業として、また社会の一員として問題に立ち向かい、常に前を向き、アイデアを実行に移してきた人たち。
その柔軟な思考と行動力から学べることが沢山あります。

最終的にそれらがヒントとなり、パラダイムシフトの中における問いに、私たちなりの答えを見出すことができるような本です。

インタビューに答える人たちの考えに耳を傾けつつ、自分の頭で考えて咀嚼することに価値があると思うので、そんなふうに読み進めてほしいと個人的に思っています。

ボイステック革命

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2021年の音声業界について知ることのできる本です。

私たちの記憶に新しい、招待制の音声配信SNS「クラブハウス」の日本での爆発的な流行。

その時に、音声プラットフォーム「Voicy 」代表の緒方社長が考えていたことや、実際にとった行動。
その後に起こったことまで、一連の流れが書き残されています。

普段はチラッとしか見えてこない、緒方社長の人間性も垣間見ることのできる貴重な1冊です。

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略

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長寿、仕事、お金…私たちを取り巻く問題について、ロジカルに仮説が立てられており、信頼できる1冊です。

読んでおいて損はないでしょう。


また、データや表などが多く登場し内容がわかりやすくなっていますが、すこし分厚い本です。

もしもこれを最後まで読むことに気が引けるのであれば、ちきりんさんの「未来の働き方を考えよう」をおすすめします。

さらにわかりやすい言葉で、(私の解釈では)比較的近い内容が書かれています。

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自分の時間を取り戻そう

Amazon.co.jp: 自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方 eBook : ちきりん: Japanese Books

先にも登場した、ちきりんさんの著書です。

私たちは、生産性について、本当にわかっているのか?と問われているような本です。

P134からは、生産性が可視化されており、非常にわかりやすい内容に。

そして読み終わる頃には、各々に当てはめて「生産性」をよく理解し、意識するようになっているはずです。


タフに働くことが本質ではなく、自分優先の生き方をするために生産性を高く、つまり少ないインプット(時間やお金などの希少資源)で最大限のアウトプット(成果)を得ることを目指すのがちきりんさんらしいと思いました。

まとめ

すこし先を予測したり、すこし先に備えるために、自分の頭で考えて未来を正しく見据えることができるような本を好んで読んでいました。

今年は、アートや投資の本を中心に読んでいきたいなと思っています。
おすすめがあればぜひ教えてくださいね。