ミレニアル世代のブログ

趣味の美術館巡りや、サブスクなどの新サービス・テクノロジーをミレニアム世代の目線で綴ります。

こんなところに!?富山で出会える安藤忠雄建築【ミュゼふくおかカメラ館】

安藤忠雄(あんどうただお)さんをご存知でしょうか?

2017年には六本木の国立新美術館で単独での展覧会を開催している、日本を代表する建築家です。

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安藤忠雄建築

彼の手掛けた建築は安藤忠雄建築』『安藤建築』などと呼ばれ、多くのファンがいます。

安藤建築を見るためだけにその場所へ出掛ける人や、日本の安藤忠雄建築を網羅するために旅をする人などをSNSで見かけました。

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私も、彼の建築した建物を聞かれればいくつか答えることができます。

ミュゼふくおかカメラ館

そして、このミュゼふくおかカメラ館富山県で唯一出会うことのできる安藤建築です。

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「本当に中に展示室があるの?」と思ってしまうくらい、独特な形の外観です。

意外にも、入り口はわかりやすくて親切でした。

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中は2階建てになっており、自然光が差し込むからか外観よりも広く感じました。

ミュゼふくおかカメラ館

939-0117
富山県高岡市福岡町福岡新559

あいの風とやま鉄道 高岡駅より金沢方面に乗車
→「福岡駅」下車徒歩8分

2021/7/17(土)〜10/17(日)
月曜休

9:00-17:00(16:30最終入館)

ミュージアムショップやカフェはないが、
展覧会関連のグッズを購入する事ができる。

ねこずくし展

実は先日『ねこずくし展』に伺った際に、ここに安藤建築があることを初めて知りました。

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思いがけず出会ったにもかかわらず、すぐに「これは彼のクリエイティブだ!」と気付くことができました。

展覧会によっては館内の撮影が可能ですが、今回の展覧会ではほとんどの展示とそれに伴って内部の撮影が禁止されています。

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建物内部も非常に面白いので、ぜひ足を運んでみてください。

もちろん、ねこずくし展もおすすめです。

岩合光昭写真展『ねこずくし』

ミュゼふくおかカメラ館で開催

開館日・開館時間共にカメラ館に準ずる

一般 ¥800

その他の安藤忠雄建築

最後に、富山県外ではありますが、私が訪れたことのある安藤建築をご紹介します。

21_21 DESIGN SIGHT

以前に紹介した21_21 SESIGN SIGHTは安藤建築のひとつです。

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コンクリートのミニマルな印象と、回遊性のある美術館としての役割。ミュゼふくおかカメラ館との共通点を随所に感じることができます。

表参道ビルズ

2006年に竣工したこちらは、その利便性などについて賛否両論がある建築です。

安藤さんの表参道ビルズ(旧同潤会アパート)と表参道との空間に掛ける思いからも、利便性を欠いて考えているのではないかと私は感じます。

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古い建物ながら安藤さんが再生させた表参道ビルズは、様々な文化、そして意見が交わる場です。

まとめ

他にも国内外で彼の作品に出会うことができます。旅行先だけでなく、もしかすると私達の生活圏にもあるかもしれません。

圧倒的なインパクトと、こちら側に解釈の余白を残す安藤忠雄建築。ハマってしまう気持ちが分かります……!